
先日、カウンターチェアを1脚購入しました。
楽器用に購入したというわけでは無いのですが、比較的座面が高いのでウッドベースを弾く際にも使えるかなと思ったんです。
というわけで早速練習の際に座ってみたんですけど、もうちょっと高さが欲しいといった感じでした。
左手のポジションを適度な高さに合わせようとすると、普段よりも気持ちウッドベースを寝かせ気味になります。
その時に、楽器の肩の下(ウエストの上?)部分がちょうど座面にひっかかる感じになっちゃうのが気になりました。。
これが、もうちょっと椅子が高ければ楽器をあまり寝かさなくてすむし、普通に立って演奏している時のフォームにより近づけそうなんですよね。
ちなみに座面の高さを計ってみると、最高で72~74cm程度でした。
(座面をグルグル回すネジ式?の高さ調整のため、MAXでどこまで上げて良いものなのかが微妙なんです。)
そこに座る僕の身長は177cmです。
一般的に座奏の際の、こうした身長と座面の高さのバランスの目安の数値とかって特に無いものなんでしょうか??
ちなみに、オーケストラのコントラバス奏者が座奏している映像なんかを見ると、やっぱり楽器はかなり寝かせ気味ですよね。
金澤英明さんのライブに出かけると、座奏されている事が結構あるんですけど、金澤さんは比較的高めの椅子を使われているように感じます。
それでも、立って演奏されている時と比べると若干楽器は寝かせ気味にはなっています。
というわけで、ちょっと気になったのでネットでもいくつかサイトを見てみたのですが、座奏に関する考察をまとめてくださっている方がはやりいらっしゃいました。
みーさん様のHP > 私の座奏スタイルページ⇒
↑HPを拝見すると、やはり楽器はかなり寝かせ気味になるようですね。
更に僕の普段の構え方と比べると、楽器に対してより平行に、楽器の真後ろにポジショニングする構え方になっています。
これだけ楽器を傾けた状態であれば、左手の押弦では腕の重さを弦に伝え易くなる分、弦を楽に押さえやすくなりそうです。
ただ、みーさんのHPの中でも触れられていたのですが、この構え方だと駒付近に弓が届き難くなるといった記載があるのが少し気になりました。
弓が届き難いという事だと、右手を弦の真上まで持っていく必要があるピッチカートの場合にはやはりフォームに若干の無理が出そうな気がします。
ピッチカートの場合には弓奏よりも右手ポジションが上側(指板上)にあるため、その分手が届き易くなるとはいえ、それでもかなり体から離れた位置にピッキング位置があるのは間違い無さそうです。
実際、前述の金澤さんの座奏も、みーさんのHP記載のフォームと比べると、楽器がエンドピンを軸に時計回り方向に傾いた位置で構えていらしたと思います。
(楽器の真後ろよりも若干側面寄り)
また、他のウッドベースのプロの方の演奏(座らずに立っている演奏)でも、ほとんど楽器に対して真横に近い位置で構えていらっしゃる方を見かけた事がありました。
やはり弓奏と比べると、ピッチカートの場合には若干楽器の側面寄りに体を持ってくる必要があるのかもしれないですね。
とはいえ、このあたりの構え方って、みなさんそれぞれかなりの試行錯誤を行っていそうですね。
個人的には、立って演奏する際(座奏に対して何と呼ぶんだろう??)と座奏の際でフォームが変わる事に対応出来るほど器用では無さそうなので、出来る事なら座っていても立っている時と全く同じフォームに出来れば嬉しいです。
だけど、実際にはなかなか難しそうですね・・・
ちなみに今週末には、更に座面の高いカウンターチェアが届く予定です。
(これも楽器用に購入したとい訳では無いんですが・・・)
というわけで、更に高いバージョンの椅子を使った座奏がどんな感覚になるかといった事も今から楽しみです。
いつも思うんですけど、ギターさんみたいにソファーに深く腰掛けたまま演奏出来たりしたら楽でいいですよね・・・
優れものは、機能的なイタリアンデザインの屈折部分の多い多段式の折り畳椅子。/三万弱?(弦楽器の山本さん他)
そのパチモン/コピー(殆ど同じ)の中華モノ。/一万未満(弦楽器の山本さんほか)
ドラムのスローン(高く出来るモノ)は座り続けるには座面が厚く具合がヨロシ。
カウンター椅子はある意味定番ですがしっくり来るブツがなかなかありません。
リサイクルショップ等を根気よく巡回していると意外と良い出物があるかも
(現在使用中のものはリサイクルショップでたまたま発見した折り畳み式の足置き付き(収納可能)のカウンター椅子(ありえへん程にコントラバスを弾くにはドンピシャ)二千円でした(^-^)v)
座面の高い折り畳み式作業用バイプ椅子もチープでお手軽な定番。(ホムセンなど/二千円前後?)・・・自分は、コレ(座面は木質)をベースにして古いドラム椅子の座面だけを利用し、あれこれ工作。好みの高さに加工してマイ椅子を作成しました
バイブ椅子ながら引っ掛け式で座面の高さを任意に変えられる優れものも昔からあります。(二万前後?/システムキッチンの台所作業用の関連商品などに掲載があるかも)
ホールなんかにある専用のバス椅子は流石に最強ですが、使わない時はかさばるし重量もかなりあって移動には向きません(五万円以上)
座奏は立奏の時とはポジション感覚や身体と楽器の位置関係が異なってきますから、
座、立どちらも併用する場合は特に音痴になりやすく注意が必要です。
また、座奏がメインになると移動の際にかさばる荷物(椅子)が増えるのも留意する必要があります。
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