
先週、追加のバーチェアが届きました。
↑写真の左側が前回の日記で書いた椅子で、右側が今回届いた椅子です。
(これも楽器用に入手したわけではないんですけどね・・・)
今回の椅子は高さ調節が出来て、MAXまで高さを上げると前回の椅子よりも大幅に座面が高くなります。
しかしながら座るとクッション機能で座面が少し下がるので、実質的な座面の高さは、前回の椅子よりも6~7cmしか高くなっていないようです。
写真左の前回の椅子の座面が72~74cm程度なので、今回の椅子の座面は実質的に80cm程度といったあたりでしょうか。
(参考までに僕の身長は177cmです。)
で、感想なんですけど、
やっぱりしっくりこないです・・・
まず、今回の椅子の大きな弱点は、回転してしまう事です。
支柱部分に足を乗せるバーがついているのですが、このバーごと座面が回転しまうので、ウッドベースをかまえた時に体が横に回るというか動いてしまいます。
適当に微調整するとそれなりに安定させる事も出来るんですけど、ちょっとバランスを変えたり、ウッドベースを構える角度と変えたりすると、やはりすぐに椅子が回ってしまいます。
落ち着いて弾くには、これはちょっと厳しい問題ですね。
また、座面の高さに関しても、やはりもうちょっと高い方が良さそうです。
まあ高さの問題に関しては、エンドピンを少し下げれば良いんでしょうけど、立ってる時と座ってる時で毎回エンドピンの高さを変えるのは億劫になりそうです。
(いや、間違いなく面倒臭いです)
もう1つ更に気になったのは、体の中心軸に対しての楽器の位置が、どうしても立って演奏している時と微妙にずれてるんです。
座って演奏する場合には足の間に楽器が入ってくるため、楽器を置ける位置がどうしても限られちゃいます。
そのため、立っている時に楽器を置いている位置と同じ位置に同じバランスで構える事は難しそうです。
やっぱり、立って演奏するのと座って演奏するのって、なかなか同じにはならないもんですね。
となると、左手のポジション感覚が狂ってきそうなのが気になります。
また、右手の弦を振り抜く感覚も、なんだか重心が変わってしまって微妙に弾きにくいのがちょっと気になります。
ただ、今回の椅子のように背もたれ付きだとかなり楽なんですよね。
そのため体が疲れてる時とか、テレビで流れている音になんとなく合わせてみる時なんかに使ってみる感じになりそうですね。
前回も書きましたが、ギターさんがソファーに深く座って音を出してるのとか羨ましいです。
楽器の寝かせ加減(角度)も左足内ももの当て方で調整可能。
あと、マスタークラスでは内ももの当て加減(接触面積?)で楽器の鳴りを調整可能といわれますが。(^^;)
それと、座面にシッカリ座っている感じでは無く、尻を座面の前端(1/3位)にちょっと掛けている感じ。
お試しあれ。
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