
昨日は、通販サイトのからみもあり、午後から弦楽器フェアに出かけてきました。
ちなみにこの弦楽器フェアが行われているのは科学技術館です。
日本武道館のすぐ近く(お隣?)です。
バイオリンやチェロ、コントラバスのオールド楽器などが揃いも揃ったこのイベント、科学技術のイメージとは対極にあるような気もするんですけどね・・・
普段お世話になっている商社さんも出展されていたのですが、そのブースにもバイオリンが10数挺と、チェロが2挺ありました。
(バイオリンの数え方がわからなかったので調べてみました。コントラバスは台でも良いみたいですね・・・難しいです。)
担当者さんとお話していたところ、「せっかくだから楽器も見ていったらどうですか。結構凄いの並んでるんですよ。」といったお話がありました。
弦楽器フェアって、会場中に沢山の楽器が並んでいます。
そんな会場なので、商社さんのブースに10数挺の楽器が並んでいても、失礼ながらほとんど気に留めていなかったんです。
ちなみに僕は、「凄い」と言われたところで、楽器の音や見た目では全くその凄さがわかりません。
「はぃ・・・」と、それほど気の無い返事をしたところ、「そこに並んでいるのだけで5億円くらいですよ。」と笑って教えてくれました。
ごっ、5億円・・・
仮に楽器が20挺(実際にはそんなに置いてなかった)としても、1挺平均2,500万円って・・・
まったくもっておかしな業界です。
ちなみに、もしも自由に使えるお金が2,500万円あったとしても、きっとこの楽器を買わないなぁと思ってしまうのは僕だけではないですよね。
(担当者さん、すみません・・・)
その後、夕方からの自宅練習では、久しぶりにジャズの音源にあわせて練習していました。
以前よく行っていた、youtubeのお気に入りに適当な音源を片っ端から登録して、連続で再生しながらひたすら合わせて演奏する練習です。
風邪でダウンして以降は、こうした練習を全く行っていませんでした。
すると、思っていた以上に弾けなくなってしまってます。
まず、ちょっとテンポが速くなると、押さえるべき音がパッと浮かんできません。
更に、ボサノバなどリズムを変える場合にも、これまで弾いていたリズムやフレーズが浮かんでこないんです。
一番問題だと感じたのは、音源を聴きながら演奏するにあたって、音源のリズムに合わせられない事が明らかに増えている事です。
音源の中に、ドラムやベースがいない場合や、フロントさんが拍の頭をずらして演奏している場合などって、音源を聴きながらベースを弾くのが難しいです。
そうした際に対応出来る範囲が、明らかに以前よりも狭くなっているように思います。
先月の前半は風邪でダウン。
その後後半戦は、ビートルズセッションの準備と、オリジナル曲制作の作業などで、ジャズの練習がほとんど出来ていなかったですからね。
今月は久しぶりにジャズのセッションも控えていますし、当面はジャズ中心の練習でセッションなどに備えたいと思います。
問題は今、仕事を今年1番溜め込んでいるところですね・・・
とにかく練習時間を確保しなくては・・・
地元出身の某音大の先生(バイオリン)の楽器を休憩時間の楽屋でなにげに拝見し、銘を見れば・・・
なんと。未来のストラド予備軍。モダンの名器『プレセンダ』でした。
目の前に四千五百万円!(当時の相場)が横たわっていました。
大体、バイオリンの音大生クラスでは数百万~五百万円クラスの楽器と百万単位の弓はフツーに持っていたりします。
先生~教授クラスにもなれば・・・見栄も有ってか『一本』以上は当たり前の世界。
コントラバスはピンがとりあえず値段が付いたモノで四千万逝かないですが・・・
ゲイリーカー氏所有の『1611年アマティー』がもし、市場に流れれば邑久の大台はいくかも?
(ドラゴネッティー、クーゼツスキー等当代の超一流の名手が所有。
一度も市場値段が付いていません。件のゲイリーカー氏もクーゼツスキー未亡人からの永久貸与)
一度、CD等で『天の声』をぜひ体験してください。
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