
急性胃腸炎から回復したと思っていたら、この週末また熱が出てしまいました。
いきなり無理をしたのがいけなかったようです。
本日、仕事を終えてゆっくり休んでいたら回復してきましたが、まだ喉が痛いです。
どうも最近病弱でいけないですね。
本日仕事で春日(文京区)へ行きました。
春日駅近くには、以前から気になっていた文京楽器さんがあるのを知っていたので、本日打合せ後にお店を覗かせていただきました。
文京楽器さんのHPを見て、是非お店にお邪魔してみたいと思っていたんですよね。(素敵なHPじゃないですか?)
弦楽器屋さんって、他の楽器屋さんと比べて、なんだか敷居が高い感じがしませんか?
文京楽器さんも、中にバイオリンやチェロが整然と並べられているのが入り口から見えると、やっぱりなんだか入るのに緊張してしまいました。
お店は、あまり目立たない外観ですが、中は清潔感と透明感を感じる綺麗なお店です。
そこで、最初に声をかけてくださったお姉さんが、いろいろとお店についてや、楽器について教えてくださいました。
お店に入る時には、他の弦楽器屋さんと同様、敷居の高さを感じました。
それでもお店のお姉さんは、あきらかに本日は買い物をしない、仕事途中の僕にも、親切にいろいろなことをわかりやすく教えてくれました。
本当に勉強になることが多かったです。
いろいろ教えていただいた中でも、楽器選びについて、論理的で説得力のある説明に感服してしまったので、ご紹介させていただきます。
ウッドベースをお店で選ぶ時の価格帯について、お薦めはいくらくらいかというのを尋ねてみました。
(これって難しい質問ですよね。)
お姉さんの答えは、50万円~60万円。
理由は以下のとおりです。
まず、単板が合板かといった時に、単板が絶対に良いと言っていました。
合板の場合は、作りたてが一番良い音がするのに対して、単板であれば、弾き込むことで音が更によくなるそうです。
単板のウッドベースは、メーカーにもよりますが、最低価格で30~40万円くらいからだそうです。
ただし単板の最低価格帯である30~40万円の商品は、どこのメーカーも数が少ないとのことでした。
それに対して、もう1つ上の価格帯である50~60万円になると、商品数もかなり増えるので、沢山の楽器の中から選ぶことが出来る分、自分の好みのウッドベースを見つけやすいだろうとのことでした。
更に、この位の価格帯であれば、また次にウッドベースを買い換える時に楽器屋さんへ下取りに出すことも期待できるそうです。
そのため、この位の価格帯のウッドベースを持っていれば、次の楽器選びの際の予算の足しにもなるだろうとのことです。
ウッドベースは年数が経つことによって、価値が上がる場合も頻繁にあるそうです。
もちろん5年~10年位では、新品での購入価格を上回ることはほとんど無いそうですが、単板のウッドベースであれば、長い年月が経って楽器の価値が上がることも充分ありえるとのことでした。
いろいろとお話しを聞かせていただくと、やっぱり良い楽器が欲しくなりますね。
もっと練習して、もっともっと弾けるようになったら、次のウッドベースも真剣に考えたいですね。

先日、日記のコメント欄で教えていただきました。
■オルタネイト・ピッキング
右手の人差し指と中指をバラバラに弾く奏法。
中指から弾く場合と、人差し指から弾く場合の二通りがあるそうです。
以下通りすがり様のコメントからの抜粋です。
★練習法
開放弦を弾いてみる。
例:G線開放を8ビートで。テンポは四分音符=60?徐々に速くする。
やり方は2通り。
A.右手人差し指からスタート。
人指し指、中指、人、中?
B.右手中指からスタート。
中指、人差し指、中、人?
コツ:G線をピッキングした後の指はD線上に置く(落ち着く)。これを「アポヤンド」と言います。
(通りすがり様、どうもありがとうございました。)
■アポヤンド
apoyando(スペイン語/「もたれかかる」の意)
弦を弾いた指を、となりの弦を触れて止める弾き方
■アルアイレ
al aire(スペイン/「空気」「空中」の意)
弦を引いた指は、他の弦に触れずに空中で止める弾き方
右手だけでの練習であれば、いくらか動かしやすいのですが、左手と一緒になると、格段に難しくなりますよね。
ちなみに最近、気になるニュースを見かけました。
右手と左手は、ばらばらに練習するよりも、一緒に練習をした方が効率が良いそうです。
以下、ご参考までに毎日新聞さんのニュースからの抜粋も載せときます。
?毎日新聞 2006年10月9日?
上達のカギは「バランス」? 運動や楽器演奏で同時に両腕を動かすことを学習する場合、片腕ずつ練習してもさほど上達が見込めないことを、東京大とカナダ・クイーンズ大の共同チームが実験で見つけた。スポーツや音楽の練習のほか、まひした腕のリハビリを効果的に進めるヒントになりそうだ。米科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」電子版に9日発表した。
東京大大学院教育学研究科の野崎大地・助教授(身体教育科学)らは、左腕に一定の力を加えて動かしづらくしたうえで、動く標的に左腕、あるいは両腕を伸ばして触る実験を繰り返し、効果的な学習の手法を調べた。
その結果、左腕だけを使い標的を触れるようになった後、右腕も同時に動かすと、左腕の成績は7割まで落ちた。順番を逆にして、両腕を動かしながら左腕で標的に触れるようになった後、左腕だけを使うと、同様に7割の能力しか発揮できなかった。この傾向は利き腕に関係なく見られた。
研究チームは、片腕だけを動かして覚える時と、両腕を動かしながら覚える時の脳の働き方が違うと推定。片腕ずつ技術を身に着けていく練習では100%の力を発揮できない可能性がある、と分析した。
野崎助教授は「両腕をバランスよく使うことが重要。片腕ずつ練習するにしても、もう片方の腕を動かしているイメージを常に持ち続けると効果的だろう」と話す。

CDジャケットやライブスケジュール等に記載のある楽器名の略称って、初心者には難しいですよね。
僕は今でもわからないことが頻繁にあります。
そこで主に使われる略称をまとめてみました。
acc | アコーディオン |
arr | 編曲 |
as | アルトサックス |
b | ベース |
bg | ベースギター |
bs | バリトンサックス |
cello | チェロ |
cga | コンガ |
cho | コーラス |
cl | クラリネット |
comp | 作曲 |
cond | 指揮 |
ds | ドラムス |
el-b | エレクトリックベース |
el-p | エレクトリックピアノ |
fl | フルート |
g | ギター |
key(kb) | キーボード |
org | オルガン |
p | ピアノ |
sax | サックス |
ss | ソプラノサックス |
tb | トロンボーン |
tp | トランペット |
ts | テナーサックス |
vib | ビブラフォン |
vln | バイオリン |
vo | ボーカル |
書籍や場所によっては別名で記載されていることもあります。
追記が必要な場合や、間違っているといった情報などありましたら教えていただけると僕もありがたいです。
こういうのって何を誰がもとに決めているんですかね。
統一されているとありがたいんだけどなぁと思いながら、上の表をまとめてました。