ウッドベース弾き方メモ

ウッドベース初心者大歓迎。ウッドベースの弾き方を知ってるベテランさん大歓迎。ウッドベースに興味がある方大歓迎。通りすがりさんも大歓迎。
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先日の日記(6月13日)に、修理中のコントラバス画像を掲載しました。
その画像でボンドが使われている事に関してのご意見をいただきました。
(いろいろとお気遣いいただきましてありがとうございました。)



僕自身は全く気にしていなかったのですが、確かに画像の左上にボンドらしき物が置いてありますね。

この写真⇒

このあたりの事に関して僕はまったく解っていないので、商社の担当者さんやリペア職人さんに話しを伺ってみました。



そもそもニカワの接着と、ボンドの接着で何が違うかといったところからしてよく解っていませんでした。
これについては、主に2つの違いがあるようです。


1- ニカワよりもボンドの接着の方が強力。
  ⇒湿気や乾燥で板やネックに歪みが生じた際に、ニカワであれば接着部分が剥がれるが、ボンドだと接着部分が剥がれずに板が割れてしまう事がある。

2- ニカワは接着後もお湯で溶かして剥がす事が出来るが、ボンドは一度接着すると剥がす事が出来ない。
  ⇒ニカワだと何度も修理が出来るが、ボンドだと修理やメンテナンスが難しい。


なるほど・・・、だから接着にはニカワが良いんですね。
そうなると、何故先日の写真でボンドが使われていたかという事にも疑問が湧いてきます。
というわけでその事も尋ねてみたのですが、基本的にはメンテナンス前の接着方法によるみたいです。

もともとの接着がボンドだった場合、ボンドが塗られた接着面にニカワを使うと接着力が弱くなってしまうとの事でした。
そのため基本的には、元の接着がボンドだった場合には、再接着でもボンドを使う事が多いとの事です。
(安い楽器ほどボンドが使われている事が多いらしい・・・)



更に最近は、ボンドが使われている楽器が増えてきているといったお話をされていました。
特にバイオリンに比べてコントラバスのように大きな楽器の場合には、結構値段が高い新品の楽器でもボンドが使われている事があるとの事でした。
(ここで言う「結構値段が高い」がいくらなのかをしっかり訊くべきだった・・・)



だけどこういうのって、新品の楽器選びの際に見分ける方法ってあるんですかね・・・
これについては是非近日中に尋ねてみたいです。





それにしても、こうした事って普段はほとんど気にしていません。
ご指摘いただけた事で興味を持って調べる事が出来たのですが、なんだか勉強になりますね・・・

こうした事を知っているかどうかによって、楽器選びの基準だって大きく変わってきそうですもんね。



↑に書いた事は、あくまでも僕がお世話になっている商社の担当者さんやリペア職人さんに伺った話です。
職人さんの技術となると、焼き物(陶器)なんかもそうみたいですが、もしかしたら職人さんによっていろいろと見解の違いなどはあるかもしれないです。
(僕自身が弦楽器のメンテナンス事情をよく解っていないので、職人さんごとの見解の違いが、どの部分でどの程度あるかは解りません。)

だけど少なくとも、全く知識の無かった僕にとっては今後も楽器と付き合っていく上で必要な知識であるのは間違い無いです。
何日か前の日記にも書きましたが、こうしていろいろ質問出来る環境が身近にあるのって、やっぱり有難い事ですね。





ちなみに、このお話を伺った際は、たまたまバイオリン表板の接着を行っていました。
本日の日記に貼り付けている写真が作業中のニカワ入れ(?)です。

温度計のついた湯煎鍋(??)で、ビンに入れたニカワを温めながら、筆のような道具でニカワを塗ってました。
道具も作業も、なんともアナログな感じです。



日本でこうした職人さんの技術を受け継いでいく若い人達って、どの位いらっしゃるんですかね・・・
僕自身はほとんど知らない世界でしたが、こうした技術って大事に受け継がれて欲しいですね。
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