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ウッドベース弾き方メモ

ウッドベース初心者大歓迎。ウッドベースの弾き方を知ってるベテランさん大歓迎。ウッドベースに興味がある方大歓迎。通りすがりさんも大歓迎。
2011/06 | 123456789101112131415161718192021222324252627282930
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↑写真の怪しい白い粉は滑り止めのタンマグ(炭酸マグネシウム)です。
先日のライブの際にも、恐らくステージは暑くて汗をかくだろうからと思って持参してました。
ライブでは上着を着ていた事もあり、案の定手の平にも結構な汗をかきました。

この日は、大きめのハンドタオルの内側にタンマグをこぼしてから、ハンドタオルを折りたたんでポケットにつっこんでました。
演奏の合間に、タオルを開いてタンマグをこぼした面で左手を拭いてから演奏をしていたのですが、この作戦はかなり調子良かったです。

来月は半屋外のような場所での演奏を予定しているので、このタンマグふりかけハンドタオル作戦は使えそうですね。





本日の練習時間は70分程度だったと思います。
左手の薬指の痛みもすっかり取れたので、今週からは音量も普通の音量に戻して普通に弾きはじめました。

すると、早速右手中指にうっすらとマメが出来始めているようで軽くヒリヒリしちゃってます。



ライブ後は左手の薬指を痛めていたので練習を1週間休みました。
その後の2週間も痛みが残っていたので、左手に負担をかけないように、小さめの音量でそぉ~っと弾いていたんです。

たった3週間練習強度を落としていただけで、右手の指先はすっかり弱ってしまってました。
また2~3個マメを潰しながらじっくり強化していく事になりそうです。

とはいっても、やっぱり普通に思いっきり弾けるのは気持ち良いですね。
これなら、マメの2~3個であれば全然へっちゃらそうです。





ところで、本日は久しぶりにAll of meを弾いてました。

最初はコード譜無しでメトロノームに合わせながら適当に4ビートを弾いてました。
その後、コードの確認のため、Real bookを見ながら弾いてコードの確認を行いました。

最近はたまにAll of meを弾く時には、コード譜を見ないで適当に弾いていたんですけど、マイナーとメジャーを間違えて覚えちゃってるところが何箇所か見つかりました。
コードでというようりも、音のイメージ自体を間違えて覚えちゃってるので、このあたりは意識して修正が必要ですね。



それからもう1つ、以前から気になってはいたんですけど、Real bookのコードを見ながら弾いてみると、どうも弾き難く感じます。
もともとAll of meは青本で練習して覚えていたんですけど、この青本とReal bookのコードの違いで弾き難く感じてしまうようです。

本日あらためて、どこがどう違うかを確認してみたんですけど、Real bookでは2小節続けて同じコードになっている部分を、青本だと2-5-1にしてくれているから弾きやすく感じるんですね。
具体的には3~4小節目と、Bメロの頭(9~10小節目)です。

逆に言うと、こんな感じでアレンジしちゃえば大幅に弾きやすくなるものなんですね。
コード進行を見ながら、是非積極的に他の曲でも活用してみようと思いました。





こうしたお勉強、特にスケールのお勉強を進めようと思いつつ、なかなか手をつけてません。
いい加減始めなくちゃなぁ・・・
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お世話になっている弦楽器の商社さんには工房が併設されているので、お邪魔すると常にメンテナンス中のコントラバスが数台置いてあります。
こうしてメンテナンスに出されているコントラバスですが、ネックが折れちゃってるのが結構あるんですよね。

時折、ネックが折れたとか板が割れた等々の話を耳にする事はありました。
こうして実際にネックが折れてしまっているコントラバスを頻繁に目にすると、やっぱり世の中結構な数のコントラバスのネックが折れちゃってるんだなといった事を感じます。

まあ、高さが180cm以上、張ってる弦のテンションは120kg前後となると、楽器を倒しちゃったりすればネックが折れてしまうのも解らなくはないです。
だけどこういうのって、なんだか他人事では無い感じがしちゃうんですよね・・・





今使っているウッドベースは、持ち運びが楽になるように、昨年末から一回り小さいサイズ(弦長は同じ)にしました。
ひとまわり小さくて、取り回しが楽になっているにも関わらず、転ばせてしまったりぶつけてしまったりといった事が結構あるんですよね。

転ぶといっても、普通に立っている状態から倒してしまうといった事はまだありません。
3月の震災の際も、スタンドに立てたままの状態だったのでかなり心配したのですが、帰宅してみるとなんとか無事ふんばってくれてました。

だけど2日ほど前にも、ソフトケースに入れた状態で横に倒している状態から、ヘッド部分を持って立たせようとした際に、楽器がクルンと回って駒側に転んでしまったんです。
当然駒部分に衝撃があるでしょうから、こういうのって心配ですよね。
表板の割れや駒のズレなども無く幸い無事でしたが、結構ショックでした。

また、狭いドアや階段を持ち運んだりする際にも、ちょっと油断するとぶつけてしまうんですよね。
特に、駒部分が出っ張っている分ぶつけやすかったりすので、本当に気をつけないと怖いです。





僕は、最寄駅が京王新線の初台という駅なんですけど、この駅にはオペラシティ(新国立劇場)があります。
それも影響してると思うんですけど、普段からバイオリンらしきハードケースを背負っている人を結構見かけます。

ちなみに、チェロも結構見かけるんですけど、コントラバスは滅多に見ないですね・・・



バイオリン位のサイズだと、すぐにハードケースに入れられるし、軽くて小さいから取り回しも楽でいいですよね。
人ごみや狭い通路などでも、身体の前に抱えていれば問題無いですもんね。
スタジオに出かける際などに、バイオリンを背負った人とすれ違うと、ついついこうした事を考えてしまいます。



ウッドベースって、図体が巨大な割りにひ弱な部分があったりするので、本当に事故には気をつけたいですね。





先日のリハ後、楽器を持って入った居酒屋さんでも、知らない間に楽器が移動されてちょっと怖い置き方になってました。
あのお店のおばちゃん、いい人そうなんだけど、なんだか豪快みたいだからやっぱり気をつけておかなくてはと反省しました。
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またしてもBLOGの更新を怠っていました。
すみません・・・

6月4日のライブ後、ライブ前に痛めていた左手の薬指を回復させるために1週間ほど休んでました。
翌週から、少しづつ練習を再開していたのですが、思った以上に回復に時間がかかってました。

練習時間は1日30分からせいぜい1時間程度、音量も極力控えめにして、左手の指の負担を出来るだけ減らすようにしていました。
そんな感じで過ごしていればすぐに治るだろうと思っていたんですけど、数日前までは痛みが残ってしまってました。



この週末は、バンドメンバーさんとスタジオに入りました。
前日は雨が降ったりしたせいか、やはり左手の薬指も少し痛んでいたんです。
スタジオで大きな音を出して、また悪化したら嫌だなと思っていたのですが、どうやら大丈夫だったようです。

スタジオ入り当日の朝は幸い痛みがひいてました。
それでも、スタジオでは軽目に弾こうと思ってたんですけど、他のメンバーさんと音を合わせるとなると、ついつい思いっきり弾いちゃいますね。
しかも、ここ数週間、軽く軽くでストレスの溜まるような弾き方しかしていなかったので尚更です。

というわけで、3時間のスタジオ入りの後半は、元気な時と変わらず思いっきり弾いちゃいました。
独りで弾くのと違って、やっぱりアンサンブルになると楽しいですもんね。



そんな感じで思いっきり弾いてしまったので、翌日は痛みが出なければいいなと思っていたのですが、なんとか無事でした。
思いのほかこじらせてしまっていたようですが、ようやく左手の薬指はほぼ完治といった状態になってきたようです。

まあ、だからといってすぐに3時間とか4時間の練習を実施するのはちょっと控えて、少しづつペースを上げていこうと思ってます。



そんなスタジオ練習では、youtube用に1曲録音して帰ってきました。
本日早速ギターさんがyoutubeにアップしてくれたのが↓の動画です。



魔法のことば⇒



演奏と関係無いんですけど、頭がボッサボサですね・・・



まあそれはいいとして、動画を見てみると、やっぱり捻挫した左肩をかばっちゃってるのが気になりました。
演奏中にも気が付いてはいたのですが、左肘を持ち上げると左肩に痛みが走るので、ついつい左肩をかばってしまっているようです。



薬指はなんとか治りましたが、こちらはまだまだ長引きそうですからね・・・



普段から左手を使わず、あまり動かさずに生活しているおかげで、可動域が狭くなってきているのも感じています。
いろいろ気になるので、今後のリハビリの相談を兼ねて、近々病院に出かけてみる予定です。



しかし、やっぱり歳のせいなんですかね・・・



怪我すると、イチイチ治りが遅いのがなんだか嫌になっちゃいます。



まさかこれも厄年の呪縛のせい?!
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↓は、今年最初のBLOG更新の際に掲げた今年の目標です。



1- ライブの実現!
2- ジャズの練習バンドへの参加 or 結成!
3- BLOG更新10回以上/月!



今年ももうじき折り返し地点が近づいてきました。
そんな中、

1はなんとか先日実現出来ました。
3も今のところはなんとか実行出来てます。(かなり低めの目標設定ですしね・・・)

となると、問題は2に関してです。



現時点では、特に急いでジャズバンド参加をどうにかしようとは思ってはいません。
また、あまり焦って行う事でもないだろうとも感じています。

だけど、もともとジャズを聴くのが好きで、それをきっかけにウッドベースを始めた位なので、やっぱり時々ジャズセッション的な事はやりたくなる事があります。

それに、やっぱりジャズセッションの際に否応無しに回ってくるアドリブのベースソロはなんとかしたいと思ってます。



今活動しているバンドは、昨日の日記にも音源のリンクを貼らせていただいたようにポップス系の歌モノです。
このバンドに関して言えば、メンバーさんも出している音も好きなので、本当に楽しく活動させてもらえてます。

ちなみに僕自身は、こうしたポップス系の音楽に限らず、ジャズもロックも、メロディがキャッチーで解りやすいのが好きです。



このバンドでのスタジオリハの際、ベースソロを含めて、アドリブでもっといろいろな音を出せるようになれば、もっともっと楽しくて、演奏の幅も広がるのにといった事を感じる事が多々あります。

そういった場面においても、まさにジャズのセッションなんかは、いい勉強というか訓練になりそうに思えます。





というわけで技術面を含めて、今年後半はジャズセッションに参加する機会を作っていこうと思ってます。





また、最近はクラシック的な音(リズム)をやりたいという気持ちも強くなってきました。

2拍4拍のアクセントも楽しいです。
だけど、たまに聴くクラシックの、表拍というよりは頭拍といった感じの、1拍目に強くアクセントがつく感じのリズムが気持ち良いんですよね。



オーケストラというのも、もしも参加してみたらきっと楽しいんだろうなとは思います。
だけど、僕自身はコントラバスの弓奏があまり好きでない上に、何より弓では弾けないですからね。
それに、ピッチカートのボーンという音が大好きなので、あくまでもピッチカートで頭拍のリズムをやってみたいです。

本当に好き勝手言ってしまえば、木管5重奏のホルンさんの代わりをウッドベースでピッチカートみたいな贅沢をしてみたいですね。

とはいえ、こちらに関しては、すぐにというよりは、地道に練習を続けながら、そのうち機会があれば企ててみたいといった感じでしょうか。





やりたい事って、次々いろいろと出てきますね。
それに比べて、演奏はなかなか上手くならないのがじれったいです。





オーボエさんとかファゴットさんなんかと音を出してみたいですね・・・
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先週のライブに関して、動画でご報告させていただくといった事を先日BLOGに書いたのですが、動画のデータをうまく取り扱えずにおります。
というわけで、ギターさんがyoutubeにアップしてくれた、スライド式のライブ音源です。



ライブ in 赤坂グラフィティ 2011.6.4/芝晴夕色楽団⇒
(全6曲をダイジェストで入れてあります)



ライブ直後のBLOGにも書いたとおり、この音源を聴くと練習しなきゃって気持ちになりますね。
現実をつきつけられる感じで、正直この音源を聴くのが辛いです・・・w



しかし、こうして写真を見てみると、とりあえず痩せなきゃと思いました。





左手の薬指を痛めているので、引き続き練習はお休みしてます。
思ったよりも時間がかかっていますが、さすがにこれだけ休んでいると、確実に回復しているのは感じます。

一応日曜日まではしっかり休んで、月曜日あたりから少しづつ練習を再開していこうかと思ってます。



また、今年の3月に2車線の道路のど真ん中でスッ転んで捻挫した左肩ですが、こちらはなかなか良くならないですね。
先日のライブの際にも、恐らく移動で痛めたんだと思いますが、ライブ後はかなり肩が痛んでました。
(赤坂見附駅の天井低すぎ!!あの駅って、結構長く工事してますけどいつ終わるんでしょうね・・・)

練習でも、あまり左肘を上げると左肩が痛むので左肘は下ろした状態が多かったです。
それでも、やっぱり回復を考えるとウッドベースを弾いている事自体があまり良くは無いんでしょうね。





僕は昭和45年の8月生まれで、今年は厄年真っ只中の本厄です。
厄払いには一応行ってみたのですが、その時にお払いをしてくれた神社の方が、厄年というのは身体に不調が出やすい歳(年齢)なんだといった事を仰ってました。
神がかり的な不幸が訪れるというよりは、年齢的な身体の変化から不調が出やすい歳なんですよといった内容です。



何でも厄年のせいにするのはよく無いかもしれません。
とはいえ身体の不調という意味では、残念な事にいろいろ当たっちゃってます。

左肩も捻挫とはいえ、そもそもスッ転んでしまったり、それで痛めてしまったりする事が年齢も影響していそうですもんね。



あんまり認めたくは無いですけど、こうした年齢からくる衰えみたいのを感じさせる事象って、やっぱり嫌ですね。





ちなみに、厄払いでお札をいただいて帰りました。
帰宅してそのお札を出してみると、しっかり名前の漢字が間違ってました。
(その後神社に持っていったら交換してくれましたけどww)





今になってちょっと気になってるんですけど・・・

あの~、今年1月にお世話になりました神主様、名前が間違っちゃってたから厄を払い損なってたりしませんか??!





実際の影響はともかく、なんだか心地良くは無いので早いとこ厄年は終わらせちゃいたいです。
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先週の土曜日のライブ後から、引き続き練習はお休みを続けてました。
ソルフェージュとスケールの確認程度で、弾く練習は完全休養中です。

ライブ前の練習量増加に伴って、左手の薬指の関節に痛みが出てしまっていたので、まずはこれを完治させようと思ってます。
痛みが出てからも、ライブまでの間2週間程度は弾き続けていたおかげで、結構こじらせちゃってるみたいですね。





だけど、左手の薬指って、本来一番使わないはずの指ですよね。
どうして今回薬指に痛みが出てしまっていたのかが不思議でした。



僕は薬指は中指にひっつけるのを目指して練習しています。
まあ、実際にはすぐに指が離れてしまいます。
それでも意識は続けているので、少しづつ中指と薬指がひっつく機会は増えてきました。



薬指で押弦するのは、もちろん基本的には小指と連動です。
ただ、中指で少し長目に弦を押さえる際などには、中指の爪の上を薬指で押さえて補助するのも癖になっちゃってます。

とはいっても、中指や小指の先の皮が厚くなっているのに比べると、薬指の先なんてペラペラのフニャフニャ状態です。
とても、中指や小指程に負荷がかかっているとは思えません。
しかも、強く押弦したからといって、強く押弦した際に痛めている薬指が特別痛むわけでも無いんです。



そこで、どうして今回、一番使っていないはずの薬指が痛みだしたのかを、いろいろと考えていたんです。
すると、答えらしき事が1つ浮かんできました。





前述したとおり、薬指は中指にひっつける事を普段から意識しています。
逆に言うと、意識しないと中指からは簡単に離れてしまいます。
(というか、意識していても簡単に離れていきます。)

こうして薬指を中指にひっつけようとしている時って、薬指に物凄く無駄に力が入ってしまってるんです。
もちろん、力を入れたいわけでは無く、ひっつけようとすると勝手に力が入っちゃうんです。





「まことちゃん」という漫画に出てくる、「ぐわし」って有名なポーズ(?/↑写真)がありますよね。
あの指の形をする時って、めちゃめちゃ無駄に指に力が入ってしまうと思うんですけど、ちょうどあんな感じです。

ちなみに余談ですが、弦楽器のスペシャリストになると、ぐわしもリラックスして出来ちゃったりするんですかね?!
もしもそうだとすると、かっこいい(?)です!





というわけで、薬指を痛めている原因ってこれじゃないかと思うんですよね。
実際、押弦せずに(楽器を持たずに)中指に薬指をひっつけるだけでも、やっぱり薬指に痛みが走ります。

しかもそれだけでなく、よくよく薬指を観察してみると、中指で押弦して薬指を浮かしている時でさえ、薬指は結構力んじゃってます。
中指で押弦した状態で、浮いている薬指を右手で触ってみると、関節がカチンコチンに固まっていて動かないんです。





まったく、どれだけ無駄に力が入っちゃってるんですかね・・・
もちろん力なんて入れたく無いんですけど、勝手に力が入っちゃうのでは困ったものです。



薬指を脱力する作戦って、何か無いもんですかね・・・
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(本日の日記も超長文になってしまいました・・・)





↓は僕がウッドベースを始めて8ヶ月目に書いた日記です。



楽器選び?!(2006年11月13日)⇒



この日記を書いた時の事は今でも覚えています。
なんだか懐かしいですね・・・

まだ右も左も全くわからないような時期で、ドキドキしながら文京楽器さんにお邪魔させていただいたんですよね。
(といっても、未だに楽器屋さんに入るのってかなりドキドキします)

当時、インターネットで楽器選びについてをいろいろ調べたりした事もあったのですが、いろいろな意見が飛び交っていて結局よく解らなかったんですよね。
そこで、お店の方に質問して質問したところ、いただいた答えが↑日記にもあるとおり、50~60万円といった内容でした。



今でも時折インターネット上でウッドベースの楽器選びに関する内容を見かける事があります。
特に、最初に購入する楽器選びに関しては、結構いろいろなところで議論されていたりしますよね。

こうした議論を見ていると、やはり意見は様々ですが、定価で30万円位からが良いのではといった内容が比較的多いように感じます。





そこで、ウッドベースを始めて丸5年が経過した僕自身の現在の意見をちょっと書いてみたいと思います。



初めて購入するウッドベースですが、スタンダードな規格/形状のものであれば、↓の価格帯が良いのではと思ってます。



定価で15万円前後。
もしくは、定価で60万円以上



楽器を選ぶといっても、よく解らないし予算も今はそんなに無いといった人であれば、定価15万円前後。
最初に良い楽器を購入して、長く大事に使おうというのであれば、定価で60万円以上といった感じです。
(今の僕もそうですが、サイズや規格違いを求める場合や、アメリカ製の合板の音が欲しいなどといった明確なニーズがある場合にはもちろん別です。)





最近って、安い楽器だと10万円以下でも結構出回っていたりしますよね。
お店や工房の方のお話だと、極端に安い楽器の場合には、正常なコントラバスのセッティングが出来ない事があるといった話を時折耳にします。
こういったリスクを考えると、最安値を追いかけるのは若干危険な感じがしました。

ちなみに、僕が最初に使っていたのは確か定価で15万円だったと思います。
この楽器に関しては、スタジオやライブハウスの置きベースと弾き比べてみても全く違和感は感じていなかったので、セッティングやポジションに致命的な欠陥は無かったと思います。



というわけで、取り合えず安い楽器で練習を始めて、必要になれば後々買い替えればいいやといった感じの人であれば、定価で15万円前後位が良いのかなと思いました。
この場合、練習を続けていく中で、好みの音や楽器が見えてくるので、買い替えの際に明確に自分の好みを反映出来るのがメリットですね。
反面、最初の楽器の価格分が出費として余計にかかるといったマイナスは出てくるので、このあたりの捉え方で選ぶ結果が変わりそうです。





次に、長く使う前提の60万円以上といった根拠ですが、正直この金額って正しいかどうかが断言出来ません。
リスクを考えるともっと高い方が良いのかもといった気持ちもあります。



ネット上で良く目にする30万円位からといった意見の根拠として、楽器に単板が使われているというのがあります。
確かに単板といった事であれば、30万円位から普通に手に入ると思います。

だけど、楽器の商社さんや工房の職人さん達の話を聞いていると、30万円位のコントラバスの場合には、ほとんどの楽器で接着にはニカワではなくボンドが使われているらしいんです。
バイオリンなどに比べて、コントラバスは作業が大変なので、低価格帯でボンドが使われている比率も高いといった事のようです。



昨年秋の弦楽器フェアに出かけた際に、会場にいらした職人さんにそのあたりの話を聞いてみた事があります。
その職人さんいわく、「ボンドを使っていても音の違いは絶対にわからないですよ」との事でした。

僕自身音楽を始めてから、音楽家の耳はとにかく物凄いと思っているので、もしかしたら違いがわかる人もいるのではないかなとは思いました。
とはいえ、少なくとも僕自身はボンドとニカワの音の違いなんて、たしかに絶対にわからないですね。




となると、長期間の使用を考えていないのであればボンドでも良いのだろうと思います。
だけど、長期間使うとなると、ボンドだといろいろ問題がありそうです。

ボンドの場合メンテナンスが難しいみたいですもんね。
更に、ボンドで接着していた楽器の場合、一度ボンドを全て綺麗に取り去らないとニカワでの接着も難しいらしいです。
普段よく話しをさせていただく職人さんによると、このボンド除去作業自体も結構大変みたいなんですよね。



また、楽器が乾燥して歪みなどが生じてきた場合に、ニカワ接着であればニカワが剥がれてくる事が多いとの事でした。
これがボンドの場合だと、接着力が強いので接着が剥がれずに板が割れてしまうといった事が起きる事があるようです。





そこで長期間の使用を考えた場合には、接着もニカワが良いという事になる訳ですが、ニカワ接着の楽器の判別が結構難しそうです。
国内メーカーであれば、「これはボンドですよ」といった事を教えてくれる事もあります。
だけど、海外メーカーだとこうした情報を得るのが難しい事も多いようです。

職人さんの話だと、100万円近い楽器であってもボンドが使われていたりする事があるらしいんですよね。




職人さんやメーカーの方などの話を聞いていると、比較的ニカワが使われている比率が高くなってくるのが60万円位からかなといった話でした。
そこで今回、60万円という数字を挙げてみました。

こうなると、試奏して好みの音かどうかといった事も大事だと思いますが、あとは情報力ですね。





といった感じで、長々と今の僕の楽器選びに関する意見を書いてみましたが、もちろんこれが絶対に正しいとは言い切れないとも思ってます。

「いやいや違うよ!」「こんな選択肢もあるんじゃない?!」などといったご意見がありましたら是非伺ってみたいです。
とにかく楽器選びって奥が深そうですもんね。





こんな事を書いていると、なんだか良い楽器が欲しくなってきちゃいますね。
現在は今の楽器が僕のニーズをかなり満たしてくれているので大丈夫なんですけど、いずれはやっぱり良い楽器で好みの楽器を手にしてみたいですもんね。



まあその前に、今は腕を磨かなきゃなぁ・・・
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唐突ですが、↑写真はバイオリンのニスだそうです。
(それってコントラバスも同じか・・・)
何か解らずに手に取ったのですが、値段を見てビックリしちゃいました。
これをアルコールで溶かして使うらしいです。





土曜日のライブ後は、日曜日~火曜日と練習はお休みしてました。
ライブ前に左手の薬指に痛みが出ていたので、まずは休養です。

2~3日休めば治るかなと思っていたんですけど、なんだか痛みがまだ抜けきらない感じです・・・
まあ、痛いなと思い始めてからもそのまま2週間以上弾いていたので、多少はこじらせてるんでしょうね。

ライブ前にはほぼ連日3~4時間弾いていたので、急に休むとなるとなんだか不安になってきます。
たかだか3日程度の練習休みで不安を感じるとは、この精神状態を維持出来ればめちゃめちゃ上手くなりそうです。

そううまくはいかないでしょうけど、それでも練習意欲があまり低下しないうちには再開したいと思います。

というわけで、昨日と今日はソルフェージュだけで練習は終わりにしちゃいました。





先日のライブでは、対バンで僕らを含めて3組のバンドが出演してました。
他2組なんですが、驚いた事に主要メンバーは皆さん僕よりも年上でした。
別に普段は、特別年齢層の高い人達をターゲットにしているライブハウスでも無いと思うんですけどね・・・



一組は学生時代の1988年に結成したという4人組みのバンドさんでした。
88年結成で、未だにこうして活動を続けていらっしゃるって物凄くないですか?!
もちろん仲が良いんでしょうけど、その仲良しを続けていられる事も凄いです。



更にもう一組は、ボーカルさんが40歳を過ぎてギターを購入して音楽を始めたというバンドさんでした。
今年49歳という、チョイ悪風のかっこいいギターボーカルさんです。
かっこよくイケイケでギターを鳴らしているのが印象的でした。


僕も35歳を過ぎてウッドベースを始めたので、こうした話を聞くとなんだか凄く気になっちゃいます。
きっと練習だって大変だったんだろうななどと思いながら、感慨深く演奏を聴かせてもらってました。





ジャズのセッションに出かけた時などにもいつも思うのですが、ある程度歳を重ねた方達が楽しそうに音楽をやってるのって素敵ですね。
学生時代から変わらないメンバーさん達で25年もたった今でもライブをやってるなんて素敵です。
40歳を過ぎてから楽器を始め50歳を目前にした今、バリバリにライブ活動を行っているというのも素敵です。





自分自身のライブでの演奏を聴いてみると、本当にがっかりする事ばかりです。
なんだかもっともっと練習しなきゃといった焦りなども感じてしまいました。

こうした焦りやモチベーションを大事にしながらしっかり練習をするというのも今は大事なんだろうなと思います。
だけど同時に、長い目でじっくり何十年も続けていたいなともあらためて思いました。





5年後ではまだまだかもしれません。
それでもあと10年後にはちょっとくらい格好のつく演奏が出来るようになっていたいですね。

10年後だと、僕はちょうど50歳です。
ウッドベースで素敵な音を奏でる50歳、かっこいいですよね。



先はまだまだ長いけど頑張らねば!
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まずは、4日のライブにお越しいただきました皆様、どうもありがとうございました。
無事とは言い難いですが、それでもなんとか終了いたしました。
(近いうちに、動画でライブの音などはご報告出来るようにしたいと思ってます。)



今回、僕自身に取っては始めてのライブだったわけですが、ライブに至るまでの過程を含めて本当に良い経験をする事が出来ました。


メンバーさんからの指示や指摘によって得る事の出来たスキル面での収穫
モチベーションアップによる練習量の増加
曲やライブを作り上げていく行程を体験
現状の把握や課題の洗い出し
ライブがきっかけとなる様々な「人」との交流
etc・・・


思い当たる事を、ざっと↑に挙げてみましたが、いろいろな意味で良かったですね。
2~3日指を休めたら、このモチベーションが下がらないうちに、またしっかり練習に取り組んでいきたいと思います。
課題は山積みですからね!





というわけで、大変収穫の多いライブではあったわけですが、当然いろいろダメダメな事もありました。
一つ一つ挙げていくとキリが無いんですけど、どんなミスであっても、緊張を含めて精神的なところに起因するようなミスは情けないというか癪ですね。



途中のMCを少し話す事になったのですが、その直後の曲などは、リハの音源と比べても、心の動揺がそのままリズムに出てしまっている感じがします。

また、ライブ全体を通して、F♯の音が上がりきらずに、ことごとく低い方に外してるんです。
D線上ファーストポジションの、小指で押さえるF♯の音なんですけど、これなんかもきっと、気持ちが萎縮した結果、左手の指の開きまで狭くなっていたんだろうと思うんですよね。
(この感じって、なんとなく解っていただける方もいらっしゃいますよね??!)



なんだかこうした、メンタルの弱さを感じてしまうようなミスとか失敗に関して、自分のヘタレ具合が嫌になっちゃいます。
とはいえ、まあこれはこれで良い経験だったと思えるようにしたいですね。





ライブの自分の演奏を聴いた後に、「ウッドベースの音とかリズムって、こんなんじゃ無いよなぁ・・・」と思いながら、ポールチェンバースなんぞを聴いてみました。

すると、やっぱり違うんですよね。
ちょっと違うでも、だいぶ違うでもなく、全く違うんですよね。
(比べる相手が悪すぎる・・・?!ww)



練習頑張ろっ!
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今週の土曜日(6月4日)は、今活動しているバンドのライブです。
これといって告知等をほとんど行っていなかったので、一応あらためて↓に概要を掲載しておきます。



~~~ ライブ告知 ~~~

東京都港区赤坂3-21-10 赤坂NSビルB1
赤坂グラフィティ⇒
TEL:03-3586-1970

“Weekend Shuffle! vol.01”
MOGバンド/BEHIND BLUES/芝晴夕色楽団(しばはるゆういろがくだん)
開場 18:30/開演 19:00
前売 \2,000/当日 \2,300(1DRINK 別)


僕がいるバンドは芝晴夕色楽団で、僕らの出演時間は19時から19時40分です。
芝晴夕色楽団HP⇒
(女性ボーカルのポップスバンドです)


予約無しの当日扱いだと300円高くなってしまうようです。
当日18時頃までにこのBLOGのコメント欄にてお知らせいただけましたら、予約で入れるように手配させていただきます。

※予約扱いのご連絡はどの記事でも結構です。
※コメント欄の一番下にある「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れていただければ、僕以外には見えなくなるのでご安心ください。もちろんニックネームなどでも結構です。
※予約コメントをいただいた方の当日キャンセルも特に料金などは発生せず、僕自身も特に問題はありませんので、「行くかも」も含めてお気軽にご連絡ください。

~~~  ~~~  ~~~





4月あたりから↑に掲載したライブの件などもあり、急激に練習量が増加してました。
春先と比べると、倍増以上の増え方です。

その影響からか(というか間違いなくその影響)、左手の薬指が軽い腱鞘炎のような状態になってしまいました。
(一番使っていない指なのに・・・)
まだ演奏に影響があるほどの痛みでは無いのですが、PCのキーボードを叩いていても軽い痛みが走ってます。

今は練習後のアイシングと、夜間の湿布で極力悪化しないようにしています。
まあ、土曜日のライブまではこんな感じで引き続きみっちり練習しながら、来週はゆっくり労わって休めてあげようと思います。



机に向かって勉強したいと思っている理論関係の事などもあったりするので、これはこれで良い機会だと捉えたいですね。





ところで今週末のライブですが、出演後はビールを片手に会場で他バンドさんを見てると思います。

もしも当日会場に足を運んでくださるようでしたら、是非是非お声をかけてみてください。
普段このBLOGをご覧いただいている方と、オフで直接お話する機会などはほとんど無いので、もしもそんな機会があれば嬉しいです。
宜しくお願いします。