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ウッドベース弾き方メモ

ウッドベース初心者大歓迎。ウッドベースの弾き方を知ってるベテランさん大歓迎。ウッドベースに興味がある方大歓迎。通りすがりさんも大歓迎。
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BLOGの更新が滞るとともに、ここのところ練習量も大幅ダウンです。
普段、練習時間0分というのは出来るだけ避けるために、10分でもいいから楽器を触るようにというのは心がけていました。
しかし、ここ1週間ほどは、練習時間0分も頻発してます。



昨年も確か12月は練習時間をなかなか確保できずに過ごしてました。
言い訳にはなってしまうんですけど、これ、一番の要因は会社の決算処理なんです。

会社が10月決算なので、12月末(正確には確か1月4日)が決算報告書の提出期限です。
小さい会社(というか実質個人)なので、税理士さんには頼まずに自分で処理しちゃってます。

で、昨年は結果的にミスも重なり提出期限を過ぎてしまったので、今年は多少余裕を持って処理を始めました。
なんとか処理完了も見えてきたので、来週あたりからは普通に練習しながらの生活に戻れるようにしたいですね。





こうして練習量が極端に落ち込んでいると、指先のタコもみるみる無くなっていきます。
先月末に作ってしまった右手指先のマメの後もほとんど綺麗さっぱり無くなってきました。
こうなると、また練習を再開した時に、すぐにマメが出来てしまうのが嫌ですよね。

ちなみに、指先のタコってすぐに無くなっていく感じがするんですけど、足の踵の皮も、入院して寝たきりになっていたりしたら簡単に薄くなってくるんでしょうか??
なんだか踵の皮が薄くなるってイメージ出来ないんですけど、どうなんでしょうね・・・





というわけで、昨年度分の決算処理もあと一息、とっとと終わらせて、早いところ普通の日常に戻りたいと思います。
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上写真はウッドベースではなくチェロです。
写真だとサイズが判り難いですね・・・



いきなり余談ですが、チェロとコントラバス(ウッドベース)って、サイズだけでなくなんとなく雰囲気が違うような気がします。

ボディのサイズとネックの長さのバランスが、チェロとコントラバスとでは違っていたりするんでしょうか??
それとも、ボディ部分の形状(縦横比?)も違ってるんですかね・・・
それとも、単なる僕の気のせいだったりするんでしょうか??

バイオリンに比べてコントラバスの形って、割りと個体差がありますよね。
そのあたりは、バイオリンの場合はコントラバスに比べて、形状とかバランスに対してかなり細かく統一されているみたいです。

そういった意味では、コントラバスとチェロの形状の差(サイズを除いて)というのも、あったり無かったりといった感じになるんですかね・・・

冒頭の写真でサイズが判り難いなと思っていたら、ふと↑のような事を考えちゃいました。





で、話を戻しますが、冒頭の写真の右側の変なやつ(?!)、トラベルベースならぬトラベルチェロだそうです。
工房の職人さん曰く、音は最悪との事ですが、チェロの人達の間でも、こうした持ち運び重視の楽器のニーズがあるんですね。

ウッドベースを持ち運ぶ立場からすると、チェロのハードケースを背負って歩いている人達を見るといつも、「楽器が小さくて良いな・・・」と思ってしまいます。
だけど、あれはあれで程度の差こそあれ、まあ大変と言えば大変ですもんね。



だけど、チェロの場合はいわゆるオーケストラや弦楽○○奏みたいなクラシックでの演奏が主流だと思うんです。
そうなるとトラベルチェロの場合、アンサンブルになった時の通常のチェロとの音の違いって大丈夫なんでしょうか??
ジャズやロカビリー等のバンドで使用するトラベルベースの類と違って、なんだか影響が大きいように感じるのはジャンルに対する僕の偏見なのかなぁ・・・



このトラベルチェロなる楽器を見た時に、↑に挙げたような、大きなお世話的な心配が頭をよぎっちゃいました。
ただ、初めて目にしたこの楽器、見た目はなんだかかわいく見えました。



ちなみに、このトラベルチェロの価格ですが、確か販売価格で8万円前後と言ってたように思います。
チェロの相場がイマイチ判りませんが、8万円ってめちゃめちゃ安くないですか?
(僕の感覚の方がいろいろと麻痺してるのかなぁ・・・)
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以前からちょっと感じていた、楽器選びの際の「試奏」について、思っている事を書いてみます。



結論を先に書くと、「試奏」ってめちゃめちゃ難しいですよね。





楽器選び(楽器を新たに購入する)の際のポイントとして、重要な事の1つに、「試奏する」というのが必ず出てきますよね。
この事自体を否定するつもりは全く無いですし、判る人であれば、それはもう絶対に試奏すべきだと思うんです。
また、仮に自分自身が判らなくても、信頼出来る「判る人」が一緒に試奏してアドバイスしてくれる場合などであれば、やっぱり試奏はどんどんすべきだと思ってます。

だけど、この「判る」がめちゃめちゃ難しくないですか??





2つのウッドベースを並べて交互に弾いてみた場合に、どちらが好きな音かというのはある程度感じます。
仮に、どちらの音が「好き」かに迷ったとしても、音自体が違っているのは結構判ると思うんです。

だけど、その場で音の好き嫌いを感じたとしても、じゃあどっちの楽器を買うべきか、どっちの楽器が良い楽器なのかを判別するのが難しいです。
そう思う一番の要因は弦です。

楽器本体の違い以上に、その楽器に張っている弦による音や弾き心地の違いに対する影響って大きいですよね。





これ、同じような感覚を、昔競技で自転車に乗っている時にも凄く感じてました。
雑誌の企画などで、ホイールの乗り比べをさせてもらった事などがあるんですけど、正直どれが良いかなんて判らないんですよね。
(超一流の人達なら判るのかもしれないですけど・・・)

ホイールを変えて、自転車に乗ってちょっと漕げば、乗り心地が違うのはすぐにわかります。
立ち漕ぎで自転車を振った時や、コーナーで自転車を倒した時の感覚なんかも明らかに違っていたりします。
ホイール(車輪)やタイヤ(ゴムの部分)といった足回りの違いって、乗り心地にはダイレクトに影響してくるので、ちょっとした違いでも体で感じる感覚は物凄く大きいです。

だけど、自転車の場合の良し悪しって、結局はどっちが早いかですよね。
乗り心地や感覚が違うのは判っても、どっちが良いかとなると、本当に難しいと思ってました。

これが自転車本体(フレーム)の違いとなると、違いの感じ方は更にデリケートになってきます。
その時に付けているホイールやタイヤの違いによる影響の方が大きかったりするので、これはもう本当に判りませんでした。





というような感じを、ウッドベース選びの場面でも凄く感じるんです。



最初の方でも書いたとおり、まずとにかく弦の違いは大きいですよね。



昨年末に購入した今の楽器なんですけど、購入時にデフォルトで張ってあった弦はピラストロ社のプレリュードという弦でした。
その時に楽器を鳴らしてみると、もうなんというか、ドラム缶とか中国の銅鑼みたいな音が鳴るんです。
「ボ~ン」ではなく、「バ~ン」といった感じでしょうか。

今使っている楽器はオリエンテのMB-38といういわゆるトラベルベースなんですけど、トラベルベースだからというわけで無さそうです。
オリエンテさんの通常モデルMBシリーズでも、試奏で音を出させてもらうと、同じように品の無い強烈な金属音が鳴ってました。
それらには、やっぱりプレリュードが張ってあるんです。

購入後はすぐに、ピラストロ社のエヴァピラッツィに弦を変えたんですけど、そうするとプレリュードの時とは全然違う暖かい音に変わるんですよね。
これって、きっとプレリュード弦が悪い弦だというわけではなく、ピッチカートには向いて無いという事なんでしょうね。
(プレリュード弦を弓で弾いた事が無いので詳しくは判りませんが・・・/あっ、でも、僕が弓で弾いたところで、全部悪い音しか出ないので、弓では誰かに弾いてもらわないと判らなそうです・・・w)



また、先日の弦楽器フェアでちょっと試奏させてもらった100万円ちょっとするウッドベースには、アメリカ製のかなり柔らかい弦が張ってありました。
会場が結構広い上に、人ごみの中で音も吸収されてしまうので、ただでさえ音の判別は難しいです。
その上、これまで僕が弾いた事の無いかなり柔らかい弦(ダダリオのヘリコアよりも柔らかいと思います)で鳴らすボワ~ンという音を聴いたところで、その楽器の良し悪しなんてさっぱりわかりませんでした。



といった感じで、弦が違うだけで、その楽器で鳴る音も全然変わってきちゃいますよね。
その上、弦と楽器本体の相性もあるなんて話もちらほら耳にします。

となると、やっぱり僕では試奏をしたところで楽器の良し悪しの判別は全く出来なそうです。
そうなってくると、結局その楽器のメーカーの評判とか値段といった事の方が、今の僕には試奏よりも重要な目安になりそうです。





当面は新しく楽器を買う予定も無いんですけど、先日の弦楽器フェアで楽器を触らせてもらったりしながら、あらためて↑に書いたような事を思ってました。

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前回の日記に書いた楽器フェアの後は、弦楽器フェアに出かけてきました。
こちらは、バイオリン~コントラバスといったバイオリン属の楽器や、クラッシックギター、マンドリン等をメインで紹介している展示会です。
品揃えの多いお店であっても、ここまで大量の楽器が並んでいるお店などは無いので、なんだかちょっと嬉しくなります。

また、バイオリンやコントラバス関連のお店って、なんとなく敷居が高く感じる事が多いです。
それが、こうした展示会であれば気楽に見てまわれるのも良いですね。



ただ、全体的には特に目新しい商品というのは見当たりませんでした。
まあ、バイオリンやコントラバスの場合、基本的に突飛な物が出てくるようなものでも無いので、そのあたりは仕方無いですかね・・・

ちなみに、Czech-Easeを最初に見たのは昨年だか一昨年の、この弦楽器フェアだったのですが、その時は結構衝撃を受けました。
自分も欲しいとまでは思わなかったですけど、あの形状ってかなり衝撃ですよね。
(下だけコントラバスの下部分だけ切り取っちゃうって、その発送も形状もかなり強引じゃないですか?!)

そうした強烈なのがあると結構面白いんですけど、そんなのはそうそう出てこないですもんね。
ただ、イベント自体の集客を考えるとそうした、「売れ筋」ではなく、いわゆる「見せ筋」商品(?)というのもあった方が良いのかもなぁとは思いました。
(あっ、Czech-Ease自体が見せ筋商品と言ってるわけではないです・・・)



だけど、横浜の楽器フェアもそうでしたが、試奏出来るというのは大きな魅力みたいですね。
コントラバスは数が割りと少ないのと、僕自身はさすがに試奏とはいえ大勢の人様の前で楽器を演奏するのもためらってしまうので、本当に数本しか触ったりはしてません。
だけど、まわりではいたるところでバリバリの演奏が繰り広げられています。



また、毎年ちょっと面白いと思うのは、楽器によって客層というか雰囲気が全然違うんです。
バイオリン系の試奏をしている場所と、クラシックギターの演奏をしている場所では、もう本当に気温とか湿度まで違うんじゃないかってくらい雰囲気が違ってます。

バイオリンの試奏をしている人達の雰囲気が、ガンガン前面に出てくるイメージであるのに対して、クラシックギターの人達は、周囲に背を向けてひっそりと演奏しているような感じです。
実際、バイオリンの人はブースの壁側に背中を向けて、通路側を向いて演奏していたと思います。
それに対して、クラシックギターの人達は通路に背を向けてブースの壁側を向いて演奏している人が多かったです。
これって、音の響きの問題なんかもあるんですかね・・・

若干違いはあるかもしれませんが、街の楽器屋さんの、エレキギター売り場とエレキベース売り場の温度差を極端にしたような感じでしょうか?!
(この違い、僕の気のせいでは無いですよね?!?!)



ちなみに、コントラバスの試奏の場合、弓奏であればそこそこ音が響くように思いますが、ピッチカートの音って周りに吸収されちゃう感じで、あまりきちんとは聴こえないです。
やっぱりあの音って、こうした人ごみの中ではかなり弱いなというのを、会場にいて凄く感じました。





最後に、今回の弦楽器フェアで新しく知った知識を1つだけ挙げてみます。

冒頭の写真なんですけど、新作の新品コントラバスのアップです。
新作コントラバスも、オールド風の塗装がなされていたりするのは知ってました。
だけど、傷までリアルに付けちゃうんですね。

写真の楽器は百数十万円もする楽器なんですけど、ボディのあちこちに、写真のような引っ掻き傷(ニスだけでなく、板にもしっかり溝が出来ている傷)がつけられていました。



楽器に使う板って、産地であったり保存場所であったり保存(乾燥)期間であったりというのが大きく値段に影響する位に細かく拘りますよね。
更には、上に塗るニスも拘ってるみたいですよね。

となると、板につけてるこの傷って、わかる人には音にも微妙に影響がありそうですけど、そうでもないんでしょうか??



まあ僕には残念ながら、ニスや傷による音の違いは判らないんですけど、この傷が製作者によって意図的に付けられていると聞いて、ふと疑問に思いました。
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祝日とこの週末を利用して、楽器フェア(横浜)弦楽器フェア(千代田区)を立て続けに覗いてきました。

というわけで、まずは横浜であった楽器フェアなんですけど、なんだかちょっとづつブース数などが減ってきているような感じがしますね・・・
一昨年の楽器フェアの時って、もうちょっと出展数も多かったように思うんですよね。

とはいえ、祝日(3日)だった事もあり、それなりの賑わいを見せていました。

「楽器フェア」なので、弦楽器はもちろん、鍵盤や管楽器、打楽器等々様々な楽器のブースが並んでいます。
街の楽器屋さんて、なんとなく入りにくい感じがしたり、入ってもちょっと落ち着かなかったりする事があります。(僕が小心者なだけでしょうか??)
だけど、こうした展示会での開放感の中であれば、普段見ないような楽器も思う存分見れるのが楽しいです。



そんな中でちょっと衝撃を受けたのが、管楽器のブースです。
僕は普段管楽器に触れる事などもちろん無いですし、お店の管楽器売り場に足を運ぶ事もほとんどありません。

そこで、滅多に無い機会なので管楽器のブースもチョロチョロと覗いていたんですけど、管楽器の試奏具合が衝撃的でした。



管楽器の試奏って、マウスピースを持参して、自分のマウスピースを楽器につけて演奏するというのを聞いた事があるんですけど、なんだかそのあたりって曖昧なんでしょうか?
楽器の横にウエットティッシュが置いてあって、適当にそのウエットティッシュで口の部分を拭きながら沢山の人が演奏しちゃってるんです?!?!
それって、普通の事なんですか?!?!?!

管楽器の構造もよく判っていないので、マウスピースが無い、リードを使うタイプの楽器がどうなっているのかもよく判っていません。
だけど、だけど、やっぱりなんだか凄い世界に見えました。

電子式のサックスなんか、女性の方も含めてみんなガンガン試奏してたんですけど、あれってみんな抵抗無いものなんですかね・・・
それとも慣れが解決してくれる事なんでしょうか??
もしくは、僕がイチイチ気にしすぎるタイプなだけとか?!?!?



なんだか新たな世界を目の当たりにして、ちょっと衝撃を受けてしまいました。





それと、ちょっとだけベース関連の話をしてみると、アップライトベースが極端に無くなっているのが印象的でした。
一昨年の楽器フェアでは、たしか5~6社位はアップライトベースを展示していたかと思うんですけど、今回目にしたのはヤマハさんを含めて2社だけです。

アップライトベースでは老舗のARIAさんも、昨年あたりから大幅にアップライトベースのバリエーション展開を縮小しちゃってますもんね。
また、ランドスケープのアップライトベースも、販売元が変わったりしてましたけど、やっぱり世間では人気が無くなっちゃってるんですね・・・



確かに、ネックの仕込み角が真っ直ぐで、指板もフラットな、いわゆるエレキベースを縦にした形状の楽器だと、見た目はともかく、エレキベースとの奏法の違いの割りに音での差別化は難しそうです。
となると、あまりベースを縦にする需要って無くなってきちゃうのかもしれないですね。



エレキベース

エレクトリックアップライトベース



といった流れには行かずに、ベースを縦にする場合には、



エレキベース

ウッドベース



といった流れになってるという事なのかもしれないですね。





とはいえ、やっぱり縦型のベースがこうした展示会からも姿を消していってるのは、ちょっと寂しい感じがしました。





三脚に乗っけたNS designとか、最初見た時は結構衝撃を受けました。
以前と比べると目にしなくなった気がするんですけど、やっぱり苦戦してるのかなぁ・・・