
このBLOGの更新をサボっていた間にも、いくつか触れてみたいと思っていたネタがありました。
そんな中から、かなり古いニュースではありますが、下のニュースです。
「ストラディバリウス」などバイオリン名器の音色、現代モノと大差なし?⇒)
(2012年1月4日以前の古いニュースで元ソースが無いため、↑リンクは「痛いニュース」ページです。)
「なんだ、結局プロでもわからないのか?!」等々の感想はともかくとして、このニュースに関して凄くなる程と思う事があったんです。
このニュースを見た少し後に、工房の職人さんとこのネタで話す機会がありました。
その時の職人さんがその時にボソッ言ってたのが↓のような事です。
「なんかこういうの見ると、職人としてはやる気が出ますよね・・・
どんなに頑張っても、結局ストラディの方が良くてかなわないというのと違って、こうして新しい新作の楽器でも頑張ればオールドの楽器を越えられるんだとなれば、なんだかやる気にはつながりますよね。」
その時に言っていたのは↑のような感じの事です。
造り手側の気持ちを考えた事などなかったので、なんだかこの言葉が凄く新鮮だったんです。
確かに、どんなに修行を積んで腕を磨いて、更にどんなに高級な素材を使ったところで、結局昔の楽器の方が良いと言われてしまうのではちょっと辛そうです。
実際、そうした理由で素材集めなどにも妥協が発生していてもおかしくないように思います。
それがこうして、新作でもオールドより良い音の楽器を作れるとなれば、可能な限り良い素材を集めて、いわゆる最高級を追求する職人さんも増えそうな気がします。
そういう意味では、新作でも良い楽器が増えるきっかけになるかもしれないですよね。
良い楽器が増えるのは喜ばしい事で間違いないんですけど、僕の場合は自分の耳も磨かなくては違いがわからないのが辛い所です・・・
ところで、BLOG休眠明け(?)に書いた週末だけの自宅改造BARの件ですが、一応本日OPENとしてみる事にしました。
といっても、特に告知等すら行っていないので、当面はお客さんも無いと思うんですけどね。
一応手作り感満載のHP↓も作ってみました。
http://hakogame.jp
残念ながら営業中に楽器を鳴らすといった事は騒音の問題から出来ないのですが、よろしければどうぞ覗いてやってください。
ちなみに冒頭の写真は、BARに置くビール探しの際にたまたま見つけた新潟の地ビールです。
ラベルが思いっきりJAZZな感じだったので買ってみたんですけど、思いの他美味しい黒ビールでした。
ギネスよりもスッキリした甘みがある感じでしょうか。
地ビールメーカーさんの商品って普段はあまり飲む事もありませんでしたが、やっぱり美味しい商品って結構あるもんですね。
そのうち、金曜日あたりに立ち寄らせていただくかも。
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