
ロックのバンドの人達から、今度セッションしましょうと声をかけていただいたので、いわゆる3コードのブルース進行でベースラインを弾く練習をしてました。
このコード進行、やっぱり同じ音が続くので弾き難いです。
とはいえ、この同じコードの連続をしばらく取り組んでいたので、以前に比べるとお約束のフレーズがある分、助かってはいます。
もっともっとフレーズを増やしていきたいのですが、キーが変わった時や、演奏しながら咄嗟に出てくるようにするのって時間がかかりますね。
頭で覚えるというよりは、体に染み込ませるといった感じでしょうか。
ただこれが、歳をとっているせいか、なかなか染み込まないんですよね。
エバラ浅漬けの素並に、素早く味が染み込む体が欲しいです。
(あれって、なんであんなに早く漬かるんでしょう??)
ここ最近良くない事が続いていて、どうも気分が晴れませんでした。
こんな時にウッドベースを弾いていると、随分と心が安まります。
下手なりにも、ウッドベースを弾くことで心が安まるようになったというのは、随分と進歩したものですね。
(始めた頃は、左手や左肩が辛いばかりでした・・・)
こうした気分が晴れない時は、通常のベースラインの練習以外にも、知っている曲をコピーして弾いてみたりもしています。
そんな中で、3年ほど前に初めて聴いて、僕がウッドベースを始めるきっかけにもなった、ブライアンブロンバーグのウッドに入っていたアメリカ国家もコピーしてみました。
もちろん今の僕が聴いても、何をどうやっているんだかさっぱりわからない音が沢山出てきます。
(本当にあの人、何をやっちゃってるんでしょう??)
それでも、とにかく聞き取れる音を全部書き出しました。
更に聞き取れない音(ボディを叩く音+指板を叩く音+ゴーストノート+超音波?)も、何かしらリズムとして、出来るだけ音を入れてみました。
聞き取れないなりに、適当に合う音を探す作業というのも結構楽しいですね。
こうしてそれなりに最後まで仕上がったんですが、こういった曲も気分が晴れない時に大きな癒し効果を与えてくれています。
この歳で音楽を始めて、まさに音を楽しめるようになってきたとういのはなんだか幸せな事だなぁと思いました。
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